さぁ今回は、夏の過酷な暑さにも、強い紫外線にも負けずに、私達の健康を維持する為にはどうするか?意識して摂ると良い栄養素をお伝えします。
私たちの体内には、体の働きを正常に保つ上でどうしても「活性酸素」を発生してしまいますが、活性酸素は強い酸化作用がある為、増え過ぎると鉄がサビるかのように体の細胞を傷つけ、老化や動脈硬化、がんなどの疾患の原因になってしまいます。活性酸素が過度に増える原因としては、食べ過ぎ、飲酒、喫煙、ストレス、紫外線、過度な運動などが挙げられます。
必要以上に活性酸素を増やさず、体をサビさせない為には、日頃からバランスのとれた食事や適度な運動習慣、十分な睡眠を取る事と、活性酸素を抑える為に、抗酸化作用のある栄養素を摂取する事が重要です。
抗酸化作用のある代表的な栄養素ビタミンACE(エース)
ビタミンA
ビタミンAは皮膚や目の健康に欠かせない栄養素で、「レチノール」と「β-カロテン」。今回特に注目したいのは抗酸化作用のある「β-カロテン」です。トマトやホウレンソウ・ピーマン・ブロッコリー等の緑黄色野菜に多く含まれます。
ビタミンC
ビタミンCを多く含む食品はパプリカやブロッコリー・ピーマンの他、キウイ・柑橘類などに多く含まれます。熱に弱い場合が多く、水溶性であるため、生で食べることがおすすめです。
ビタミンE
ビタミンEは油に溶けやすい性質があるため、油を使うと体内に吸収されやすくなります。ビタミンEを多く含む食品はナッツ類(アーモンド・ピーナッツ・ごま)やかぼちゃ・アボカド・鰻などです。
ポリフェノールも、抗酸化作用の強い健康成分です
ポリフェノールは野菜の色素や苦味、渋味の成分で、ほとんどの野菜の葉や茎に含まれています。種類によって様々な効果がありますが、代表的なポリフェノールをご紹介します。
カテキン
抗酸化作用以外にも血圧上昇抑制や殺菌作用などが期待できます。緑茶に最も多く、ほうじ茶や紅茶、ウーロン茶にも含まれます。
ケルセチン
血液をサラサラにする効果があります。玉ねぎやアスパラガス、レタスなどに含まれます。
アントシアニン
血行を改善し、疲れ目の予防と改善が期待できます。プルーンやブルーベリー、柿などに含まれます。
いかがですか?今回は抗酸化作用の栄養素を中心にお伝えしましたが、暑さでそもそも食欲が減退し易いので、その他肉や魚などのタンパク質、ご飯やパン、麺などの炭水化物ももちろん摂って、今年の夏も皆様お元気で過ごせます様に😊
メディカルフィットネス にこっと
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