運動の秋!適度な運動強度は?

今年の夏は暑く長かったですね!世界的にも記録的な猛暑が続いたので、秋の訪れが待ち遠しく、ようやく秋めいて来た今、この心地の良い秋の季節を楽しみたいですね。

 そして秋と言えば『運動の秋』。運動するには丁度良い気候になってきましたから、適度に運動して体力をつけ、健康の維持・増進に繋げたいですね。

しかし、きつくて辛い運動は続けられないですし、一番大切なのは自分に合った適度な運動をコツコツ継続する事。気持ちよく行い、終わってから心地よい疲労感を得られる様な運動を習慣化出来たらベストです。ご自身の体力や、その日の体調にも合わせ、負担にならない様に、日常生活の中に上手く取り入れられる事、そして「楽しい!」と、思えるかどうかも、継続する為の鍵になります。継続は力なり!です。

そして今回は、ご自身にとって適度な(効果的で、効率の良い)運動強度になっているか?を心拍数で測る、カルボーネン法の計算方法をご紹介したいと思います。

 

①安静時心拍数を測る (起床してから起き上がる前に、寝たままの状態で1分間の脈拍数を測ります。30秒測り、倍にしても大丈夫です。)

②最大心拍数を出す (220-年齢)※80歳の方は140になります

③最大心拍数②から安静時心拍数①を引く

④③で出した数に、運動強度(0.4~0.6)を掛ける

⑤④で出た数に、安静時心拍数①を足す

 

⑤で出た数が、健康の維持・増進の目安となる、目標心拍数です。軽く息がはずみ、少し汗をかく程度の運動強度が良いと言われています。運動直後に心拍数を測り、大体この計算式で出た数と合っていれば、「ちょっと頑張っている」適度な運動と言えるでしょう。(※④で、最初は×0.4で計算し、余力があるなと感じたら、×0.5や×0.6と、少しずつ増やして様子を見ると良いでしょう。)

 

この目標心拍数になる程度の運動強度で10~20分週2~3回行える事が理想です。翌日休めばすっきり回復するくらいであれば、適度な運動強度と言えます。美味しいものも沢山出てくるこの季節、「食欲の秋」に合わせて、「適度な運動習慣」をつける秋になります様に😊!にこっとでは今後も、皆様の健康増進に役立つ情報を発信していきますので、楽しみにして下さい🍀

 

(※この計算式は、循環器疾患のある方や、心拍数を抑える薬を服用している方には適応されないので、その場合は、主治医の先生にご相談下さいね。)