パーキンソン病初期の方のリハビリには動画DVDがおすすめ:活用のメリットとポイントを解説
パーキンソン病の初期段階では、症状が軽度であっても、リハビリテーションのために外出することが困難な場合があります。その理由として以下が挙げられます。
- 身体の動きが緩慢になり、外出の準備に時間がかかる
- 筋肉が硬くなることにより、歩行や移動が思うようにできない
- 震えがあるため、公共の場所で人目が気になる
- 疲れやすく、長時間の外出が負担になる
これらの症状により、定期的にリハビリ施設に通うことを避けてしまう方もいらっしゃるでしょう。
そこで、メディカルフィットネス にこっとでは、パーキンソン病初期の方に向けて体操動画DVDをご提供しています。こちらでは、体操動画をご活用いただくメリットや活用のポイントについてお伝えします。
パーキンソン病初期の方が抱えるお悩み・不安
パーキンソン病と診断されたら、様々な不安や悩みを抱えるかと思います。まずは、よく聞かれるお悩みや不安をご紹介します。
◆ パーキンソン病初期のお悩み・不安:症状の進行に対する不安
- 今後どのように症状が進行していくのか
- 日常生活にどのような影響が出るのか
◆ パーキンソン病初期のお悩み・不安:治療に関する不安
- 薬の副作用はないか
- どのような治療法が自分に合っているのか
◆ パーキンソン病初期のお悩み・不安:日常生活への影響
- 仕事を続けられるか
- 趣味や社会活動を続けられるか
◆ パーキンソン病初期のお悩み・不安:周囲の人々との関係
- 家族や友人にどのように伝えるべきか
- 周囲の理解を得られるか
これらの不安や悩みに対して、以下のような対処法があります。
◆ 医療機関での相談
専門医に症状の進行や治療法について詳しく相談しましょう。
◆ 当事者会への参加
同じ悩みを持つ方々と交流し、情報交換することで不安が軽減されることがあります。
◆ リハビリテーションの活用
早期からリハビリに取り組むことで、症状の進行を遅らせる効果が期待できます。
◆ 生活環境の調整
家族や職場の理解を得ながら、必要に応じて生活環境を調整していきましょう。
◆ 情報収集
信頼できる情報源から、治療法や生活の工夫などを学びましょう。
初期の段階から適切な対応をとることで、不安を軽減し、より良い生活を送ることができます。一人で抱え込まず、医療機関や周囲のサポートを積極的に活用しましょう。
体操動画DVDを活用するメリット
パーキンソン病の方にとって、体操は非常に重要な役割を果たします。適切な運動は症状の進行を遅らせ、日常生活の質を向上させる以下のような効果が期待できます。
- 身体機能の維持:今ある筋力や筋肉量、関節可動域を維持し、柔軟性を高めたり、姿勢の改善につなげる
- 症状進行の遅延:適度な運動による神経保護作用。抑うつ気分の緩和など精神的な安定。
- QOLの向上:動作の円滑化、日常生活動作の改善による生活の質向上
特に、上肢・下肢・立ち上がり・言語・歩行などに焦点を当てた体操が効果的です。これらの運動は、パーキンソン病特有の症状である筋固縮・振戦・姿勢反射障害・無動による歩行障害などの改善に役立ちます。ただし、体操を行う際は個々の症状や体調に合わせて適切な運動内容を選択することが大切です。無理のない範囲で継続的に取り組むことが、パーキンソン病と上手く付き合っていくコツとなります。
そこで、体操動画DVDの活用をご提案します。自宅で体操動画DVDを活用することには様々なメリットがありますので、以下で詳しくご紹介します。
◆ 自宅で専門家の指導を受けられる
動画DVDでは、リハビリの専門家が適切な動きを解説しています。これにより、正しい方法で体操を行えます。例えば、上肢のストレッチでは、肩や腕の正しい動かし方を学べます。
◆ 視覚的に正しい動きを確認できる
文字や口頭での説明だけでなく、実際の動きを見ることができるため、より理解しやすくなります。例えば、下肢の体操では、足の上げ方や膝の曲げ具合などを視覚的に確認できます。
◆ 自分のペースで繰り返し練習できる
動画は何度も再生できるため、自分の体調や理解度に合わせて練習できます。休憩が必要な場合でも、動画を一時停止しながら自分のペースで進められます。
◆ 時間や場所の制約がない
通院や教室参加と違い、自宅で好きな時間に練習できます。発声練習などの言語訓練や口腔体操も、周りを気にせず行えるでしょう。
これらのメリットにより、DVDを活用することでパーキンソン病の方は効果的に自主トレーニングを継続できます。ただし、体調や症状には個人差がありますので、まずは主治医に相談のうえ、無理のない範囲で体操を始めることをおすすめします。
【パーキンソン病の方向け】動画でできるおすすめの体操メニュー例
パーキンソン病の方におすすめの動画で実践できる体操メニューとして、まず柔軟体操が挙げられます。肩や背中をほぐすストレッチ運動を取り入れることで、筋固縮の緩和や姿勢改善を目指します。
片足立ちや椅子を使ったバランス運動や軽いエクササイズは、転倒リスクを軽減し、歩行の安定化に役立ちます。さらに、表情筋トレーニングや発声練習も体操メニューに加えることで、口腔機能や言語能力の維持をサポートできます。
これらのメニューを動画で確認しながら行うことで、正しい動作を学びつつ、自分のペースで練習可能です。継続的に取り組むことで、症状改善や生活の質向上が期待できます。
体操動画DVDの活用法(ポイント)
安全性の確保
- 体調や症状に合わせて無理のない範囲で行いましょう。
- 転倒リスクがある場合は、椅子に座って行うなど安全な環境で実施しましょう。
- 必要に応じて、家族や介護者のサポートを受けながら行いましょう。
◆ 正しい動作の確認
- 動画の指示をよく聞き、正しい動作を理解してから実践しましょう。
- 鏡を見ながら行うことで、自分の動きを確認できます。
- わからない点がある場合は、医療専門家に相談しましょう(メディカルフィットネス にこっとのDVDでは、直接インストラクターに問い合わせることができます)。
◆ 継続的な実施
- 効果を実感するには、継続的な実施が重要です。
- 毎日の生活リズムに組み込むなど、習慣化を心がけましょう。
- 無理なく続けられる時間や回数から始めましょう。
◆ 定期的な評価
- 体操の効果や変化を定期的に確認しましょう。
- 症状の変化や気になる点があれば、担当医に相談しましょう。
- 必要に応じて、動画の種類や難易度を調整しましょう。
これらの点に注意しながら体操動画を活用することで、より安全で効果的なリハビリテーションをご自宅で実践できます。ご自身の状態に合わせて、無理のない範囲で継続的に取り組んでいきましょう。
パーキンソン病の方向け体操動画を活用しませんか?
メディカルフィットネス にこっとの、ご自宅で気軽にエクササイズができる『おうちでエクササイズDVDサブスクサービス』がご好評をいただいております。
1つの動画は5分となっておりますので、億劫になることなく楽しく実践できるかと思います。
- 調子が良い日、がんばりたい日は、全部実践してみる
- 少しだけ体を動かしたい日は、1つのメニューだけを選んで実践してみる
など、その日のコンディションに合わせてお使いいただけます。無理をせず継続することが大切なパーキンソン病の方のリハビリに、最適です。
お申込みいただきましたら、2か月ごとにご自宅にDVDが届きます。新しいDVDが届きましたら、古いDVDはポストに返却していただければOKです。6か月コースと12カ月コースのほか、お試しDVDもご用意しておりますので「まず試してみたい!」という方は、お試しDVDについてぜひお問い合わせください。
家族と共に取り組むパーキンソン病体操リハビリの継続サポート方法のコラム
- 【パーキンソン病】初期の身体変化/自宅リハビリ・体操の頻度と継続方法
- 【パーキンソン病初期の方向け】体操動画DVDを活用するメリットとポイント
- 【パーキンソン病・体操教室】初心者が抱えるよくある悩みとその解決法
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- 【パーキンソン病リハビリ】理学療法士が解説:バランス機能を維持する工夫
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パーキンソン向け体操動画ならメディカルフィットネス にこっと
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